ドメイン取得代行サービスはドメイン所有権に注意!

ドメイン名所有権

インターネットにあまり詳しくないとドメイン名の取得ってどうしたら良いのか分らないという方がほとんどだと思います。そのため、ホームページを作る際、ウェブ制作会社にホームページの作成と一緒に、ドメイン取得代行を依頼されるケースも多いのですが、任せっきりにしていませんか?

事前に契約内容を確認してドメイン名の所有権が自分にあるのかハッキリさせて、後々のドメインのトラブルを回避しましょう。

ドメイン名の所有権(名義)に気を付けろ!

ドメイン名取得代行サービスを利用する前に必ずチェックしておきたいのが、ドメイン名の所有権は誰にあるかです。

通常はそのウェブサイトを所有する人が『ドメインの名義者(Registrant)』であるのが一般的ですが、ドメイン名所得代行サービスを行う会社によっては、その代行会社になっている場合があります。

このドメイン名義が自分にあるかないかで、後々トラブルに発展する可能性があるので、依頼する前に、契約書の内容を確認するか、契約書がない場合は、ドメインの名義者(Registrant)が誰になるのかハッキリさせておきましょう。

ドメイン名義が自分にないとどうなる?

サーバー乗り換えが簡単にできない

別のサーバー会社に乗り換えたいといった場合、ネームサーバーの情報が必要になり、ドメイン名義が自分でないとスムーズに移行が行えなくなります。ネームサーバーの情報は、名義者ないしは、管理者でないと分らない場合が殆どです。

中には意図的に代行会社の名義にして、知識の乏しいお客さんに無理やりサーバー契約を継続させようとしたり、わざとなかなか情報を渡さない悪質な業者もいます。

ホームページを失う可能性もあり

前述のように、悪質な業者が嫌がらせでドメインの所有権を自分のものだと主張された場合、契約書などで所有権がはっきりしない限り難しい状況になります。最悪の結果として自身のホームページを失う可能性も出てきます。

Registrant=ドメイン名義者の調べ方

もうすでにドメイン名取得代行サービスを利用していて、所有者(名義)が誰なのか知りたい場合は、Whoisですぐに調べることができます。Gooogleで「Whois 検索」でいろいろなサイトが出てきますが、http://whois.ansi.co.jpが便利です。

調べたいドメイン名を入力して検索すると、英語ばかりのページになると思います。その中に「registrant_……..」がドメイン名義者の部分になります。会社名、住所、電話番号など連絡先が記載されています。ちなみに、「admin_……..」はドメイン管理者の部分になります。registrantと同じになっている場合が多いです。

もし、registrantが自分でない場合は、契約書を再度確認したり、代行を行った会社に問い合わせて確認してみましょう。

まとめ

新規でドメイン取得する場合は、サーバーも一緒に契約するパターンが多いので、大手のホスティング会社を利用した方が安心で確実です。どうしてもドメイン取得やサーバーに関して分らない場合は、知識のあるウェブ制作会社に相談し、事前にドメイン名の所有権を確認してから代行サービスを依頼するようにしましょう。